ノーヘルでパトカーに追われ衝突、11年間脳障害の息子…母親「ぶつかった相手を責めるつもりはない」「これほどの償い必要か」
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ノーヘルでパトカーに追われ衝突、11年間脳障害の息子…母親「ぶつかった相手を責めるつもりはない」「これほどの償い必要か」
1 名前:リバースネックブリーカー(ジパング) [US]:2019/11/17(日) 15:46:52.34 ID:a7oZqlQ30
2008年3月の府南部。高校の卒業式を終えたばかりの吉村侑紀さんは散髪に向かった。かわいがっていた愛犬を自宅の台所で抱き上げて顔を寄せる。「行ってくるわ」。母親の容子さんに告げ、ミニバイクで家を出た。
侑紀さんを見送ってから買い物に行っていた容子さんの携帯電話に病院からメールが入った。「侑紀君が事故に遭ったので来てください」。慌てて車で駆けつけると、息子は既に集中治療室。会話はできない状態だった。
事故時、侑紀さんはヘルメットをかぶっていなかった。家を出てすぐ警察官に見つかって追跡された。追跡を振り切って狭い路地を逃げる中、車と出合い頭にぶつかって転倒。全身を強く打った。
「とにかく命だけでも助かってほしい」。病院で祈った。開頭手術は無事に終わったが、意識不明の状態が続いた。容子さんは声を掛けるのをやめなかった。
数週間後、侑紀さんの目が開いた。うれしくて必死に語り掛けたが、焦点は合わない。ドラマのように、いつか前のように話してくれるかも。そう信じたが病状は好転せず、意思疎通はかなわないままだった。11年がたった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191117-00163248-kyt-l26