バイト従業員、ホテルが洪水にあい取り残された客90人を2日間一人でフルサービスする
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バイト従業員、ホテルが洪水にあい取り残された客90人を2日間一人でフルサービスする
1 名前:アビシニアン(秋田県) [US]:2019/09/23(月) 17:07:58.79 ID:oMBcdPfO0
同州ボーモントのホテル、ホームウッドスイーツで働く大学生のサッチェル・スミスさん(21)は、18日午後3時に出勤し、午後11時ごろには勤務を終える予定だった。ところがその間に、熱帯低気圧「イメルダ」による豪雨で洪水が発生。スミスさんと利用客90人はホテル内に閉じ込められた。
この時ホテル内にいた従業員はスミスさん1人のみ。そのほかの従業員は、周辺の道路が冠水して出勤できなくなった。利用客は、32時間連続で冷静にサービスを提供し続けたスミスさんの対応を絶賛している。
利用客の1人、アンジェラ・チャンドラーさんはこの時のスミスさんの様子について、フェイスブックでこう伝えている。「電話を受け付けて私たちそれぞれの質問に答え、私たちが温かいコーヒーや紅茶を飲めるようにしてくれて、温かい朝食を出す手伝いもしてくれた」「優雅で親切で美しい笑顔を浮かべてこの状況に対応していた」
スミスさんは緊迫した状況の中でも明るく振る舞い続けた。しかしCNNの取材に対し、内心は途方に暮れていたと打ち明けている。
普段はフロントデスクを担当しているスミスさんだが、この時は料理人やメンテナンス係、ルームサービス係など、経験のない職務も含めてあらゆる担当をこなした。
「調理場で働いたことはないし、本当は料理は苦手」というスミスさん。それでも何とか料理をこなした。朝食の準備は1人の宿泊客が手伝ってくれ、夕食の準備にはさらに数人が加わって、チキンパスタとガーリックブレッドを用意した。味は思いがけず美味しかったといい、「みんなが感謝してくれてうれしかった」とスミスさんは振り返る。