【画像】ホームレスは普段何を食べて生きているのか?ワンカップ並べて作ったかまどをご覧下さいwwwww
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【画像】ホームレスは普段何を食べて生きているのか?ワンカップ並べて作ったかまどをご覧下さいwwwww
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190515-00279811-toyo-soci
ホームレス。いわゆる路上生活をしている人たちを指す言葉だ。貧富の格差が広がる先進国において、最貧困層と言ってもいい。厚生労働省の調査によると日本のホームレスは年々減少傾向にあるものの、2018年1月時点で4977人(うち女性は177人)もいる。
そんなホームレスたちがなぜ路上生活をするようになったのか。その胸の内とは何か。ホームレスを長年取材してきた筆者がルポでその実態に迫る連載の第8回。
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■ホームレスはどうやって食べているのか
読者からよく「ホームレスの人たちって何を食べて、生活してらっしゃるんですか?」と質問される。
多くは興味本位からだが、もしも災害にあったときの参考にしたいという人もいた。
「ハトやネズミを捕まえて食べるんですか?」
と真顔で聞かれたこともあった。もちろん、そんな人に出会ったことはない。
●自給自足のケース
ただ、自給自足で食材を手に入れている人は少数だがいた。
5年ほど前、大阪の淀川の河川敷沿いに小屋を建てて、そこで貝を集めている人がいた。当時、70歳前後の男性だった。
まだ寒い季節だったのだが、男性はザブザブと川に入ってザルで貝を集めていた。
「何がとれるんですか~?」
と聞いてみると、
「シジミだよ」
と言われた。
「本当はこんな寒い日はシジミはとらないんだけどな。欲しいっていう人がいたからね、とっていたんだよ」
男性は川から上がると、捕まえたばかりの貝を水につけて、砂を抜き始めた。シジミは捕まえた後に、しっかりと砂を吐かせないとダメだという。
シジミは貝毒が発生する季節は捕まえてはいけないため、年中とれるわけではない。貝毒とは有毒プランクトンを貝が食べて、毒化してしまうことをいう。4~5月に発生することが多い。
男性に貝を欲しがったのは、彼の小屋に遊びに来る人だ。遊びに来るときには食べ物やビールなどを差し入れしてくれる。物々交換のような形で、貝をとって渡しているのだ。
ほかにも貝を食材として買いに来る人は何人もいた。
「昔は、淀川のシジミなんか食えるか! って言ったもんだけど、今は人気だよ。すまし汁1杯で数千円する店もあるよ」
個人だけではなく、料亭なども買いに来ることがあるという。シジミは安くない値段で取引される。男性は自分でも食べることは多いが、売ったりあげたりすることが多いと言った。